12年前の授業

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今日は演劇をやっている、伊藤えりこという高校の同級生が、初めて東京で大きな舞台をやるというので見に行った。

しまった写真撮り忘れたーー、、のでパンフの写真を。
itoeriko.jpg 


伊藤さんと演劇というのは、僕に大きなきっかけになったもので。

高校3年の時、
その日、社会の先生が休みだったので、臨時の先生が来て、

「じゃあー、自習でもいいんやけど、今日は一人づつ教壇で将来の夢を語ってもらおうか」
と言って、いきなり夢を語ることになった。

僕は、順番が最初の方で、何を言ったかというと、、

「将来はもう少し空気を読めるようになろうと思いまーす」
ヘラヘラしながらそう言ったのでした。。

当時は、僕も特に夢なんてなく、クラスメイトはほとんど女子のクラスやったし、みんなそんな真面目なことを語るなんて恥ずかしい思いもあってか、普段からそんな話もせんかったので、
いつもの軽い口調でそんなことしか言えんかった。

ところが、同じく普段はヘラヘラ、ギャグばっかり言っている伊藤さんが、真剣に夢を語りだした。

進学せずに「舞台をやりたい」と。

な、なんだと~~


短大進学が多かったので
進学せずに、舞台って勇気が要ったのかと思うけど、
涙を流しながらそれを語り、

それに続いて他の女子達も、みんな泣きながら真剣に夢を語って行く。


僕は早速、空気を読み違えたらしい。


いやそれよりも、
みんながそんなに将来のことを考えていたことが衝撃的で、
薄っぺらいことしか言えなかった自分を恥じた。

あの場で、それを言い出した伊藤さんは尊敬に値し、

12年後、今も続けてる。

そんな昔のシーンを重ねながら舞台を見ていたので、
物語で涙が出そうなのかどっちかわからんくなった。

そやけどとにかく、一人で来たのを後悔するくらい面白くて素晴らしい舞台やった。
しかし、関西弁の舞台がこんなに面白いとは。
おばちゃん役がいっぱい出てきて、アドリブは飛び交うわ強烈やった。
ゲラゲラ笑った。

大阪の方、ぜひ一度見に行ってください。

12年かー、あっという間やなあ。